室外機がうるさい
エアコンのよくあるトラブル

月に2.3回は必ず騒音問題で問い合わせがきます。

比較的温厚な富山県民でもよくある近隣トラブル。。

自分の家の室外機は異音がしてい?

 

室外機は、置き方や汚れにより、部品が異常をきたして異音を発することがあります。

室外機の設置方法が悪い

エアコンの室外機がうるさい原因として、設置方法が悪くて室外機が地面に固定されていないことが考えられます。不安定な状態のまま置いてしまうと、振動で室外機が壁や床に当たって「ガタガタ」と音を立ててしまうことがあります。

まずは室外機が地面にしっかりと付いているか、壁との距離は近すぎないかについて確認してみましょう。

室外機の部品が汚れている

次に考えられるのが、室外機の汚れです。室外機は屋外に置かれているため、常に雨風にさらされています。そのため砂埃や枯れ葉などが詰まりやすく、汚れとフィンなどが当たって音を立ててしまうことがあるのです。

特に室外機の裏側のフィルターは、室外機を構成する部品のなかでも汚れやすい部品です。フィルターが砂やホコリによって目詰まりを起こすと、異音を発するだけではなく、空気循環ができずにエアコンの効きが悪くなってしまう危険性もあります。

エアコン自体が故障している

置き方にも室外機の汚れにも問題がないときは、エアコンが壊れてしまっている可能性があります。特にエアコンを長年使い続けている場合は、寿命が来てしまって音が出ているかもしれません。

エアコンの室外機はモーターやファン、フィルターなどさまざまな部品で構成されています。これらの部品のどれか一つが故障すると、大きな音を発してしまうことがあります。エアコンの平均寿命は約10年といわれているので、それ以上使っているのであれば買い替えを検討したほうがいいかもしれません。

エアコンの室外機から異音がするときの対処法


それでは、エアコンの異音を防ぐための対処法としてはどのようなものがあるのでしょうか。最後に、室外機の異音を防ぐ方法についてみていきましょう。

室外機の土台をしっかり固定する

室外機の振動で異音がするときは、室外機の土台をきちんと地面に固定してください。「固定する」というと、室外機を地面に直接固定することをイメージするかもしれませんが、室外機はブロックや強化プラスチックなどの土台の上に固定することが一般的です。土台は、硬くて重量がある物を選ぶと固定効果が高くなります。

室外機を掃除する

室外機が汚れてしまっているときは、できる範囲で掃除してください。室外機は屋外に置かれていることが多いため、ホコリや砂が溜まりやすい傾向にあります。汚れを取り除くことで、異音が軽減されるケースも非常に多いです。

ただし、一般の方が室外機の内部まで掃除することは難しいです。知識のない方が分解しようとすると、部品を傷つけてしまい故障させてしまうこともあります。不安な方は、業者を呼んでプロに掃除してもらったほうが安心でしょう。

室外機の周囲に物を置かない

室外機の周りに鉢植えや荷物をおいている場合は、その荷物を整理することで異音がなくなるケースもあります。室外機の周りに荷物があると、エアコン内部の空気がうまく排気されなくなってしまいます。エアコンは空気を排気するために余計にモーターを稼働させ、大きな音を立ててしまうことがあるのです。

室外機の近くにはできるだけ物を置かないようにして、排気口を塞がないようにすることが重要です。